屋根材は何がおすすめ?主な種類と徹底比較します
目次
どの屋根材を選ぶかは、デザイン性・コスト・耐久性などにおいて重要です。どのような種類があるかを事前に調査し、最も適した屋根材を選ぶ必要があります。
屋根材の主な種類を一覧で並べ比較しながら解説します。新築を検討している方などは、ぜひご覧ください。
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屋根材の主な種類
日本国内では以下の屋根材が主流です。
・セラミック瓦
・スレート瓦
・ガルバリウム鋼板瓦
・トタン瓦
・セメント/コンクリート瓦
それぞれについて詳細を解説していきます。
セラミック瓦(陶器瓦)
セラミック瓦は陶器や粘土を素材とする屋根材です。日本において古くから屋根材として使用されています。
非常に高い耐久性を誇り、強い衝撃を与えない限りは耐久年数が長い特徴があります。また変色や劣化が少なく、メンテナンスをほとんどする必要がありません。ただし漆喰部分はメンテナンスが必要です。さらに見た目は重厚感があるため、美しい外観に仕上がります。
一方で、重量があるため建物全体の耐震性に影響を与える点に注意が必要です。
スレート瓦
スレート瓦はセメントと繊維材料を原料とする屋根材です。薄い板のような形状で、都市部を中心に、国内で広く採用されています。
薄いため加工がしやすく軽量のため耐震性も高いです。またカラーバリエーションが豊富で、自分好みの屋根にして家の差別化をしたい方に人気があります。
一方で、台風や飛来物によって割れやすい点、紫外線の影響を受けて劣化しやすい点に注意が必要です。
ガルバリウム鋼板瓦
ガルバリウム鋼板とはアルミニウムと亜鉛合金のメッキ鋼板のことであり、その素材を使用した屋根材がガルバリウム鋼板瓦です。金属系の屋根材に分類され、スタイリッシュな見た目をしています。
軽量であり耐震性が高い、カラーバリエーションが豊富で自分好みの家に仕上がる、という点が魅力の屋根材です。一方で、断熱性能が低い、防音性が低い、傷やへこみがつきやすいといった点に注意しなければなりません。
トタン瓦
トタン瓦は鉄板の表面にトタン(亜鉛メッキ鋼板)を施した屋根材です。ガルバリウム鋼板と同じ金属系の屋根材に分類され、一般的な住宅だけでなく工場の屋根にも多くみられます。
軽量であり耐震性が高い、カラーバリエーションが豊富、安価での施工が可能という点で人気がありました。しかし、トタン瓦をより高性能にしたものが「ガルバリウム鋼板瓦」であるため、現代においては新規での施工は減少傾向に。施工対応可能な業者も少なくなりました。
セメント/コンクリート瓦
セメント瓦はセメントを主成分とする屋根材です。そしてコンクリート瓦はセメントと砂利を混ぜてつくられる屋根材を指します。
安価で製造できることからどちらも1970年代~80年代に流行しましたが、現代では新規での施工は減少傾向です。
屋根材の選び方
屋根材を選ぶ際には「価格」「耐久性」「デザイン」の3つのポイントが特に重要です。
価格面は、注文住宅全体の予算を屋根材が圧迫しないように調整しましょう。価格を優先する場合はスレート瓦や金属系の屋根材がおすすめです。
耐久性の高さは、交換時期やメンテナンス頻度に影響を与えます。耐久性を優先する場合はセラミック瓦がおすすめです。
屋根は住宅の印象を決定付けるため、デザイン性も欠かせません。カラーバリエーションや重厚感など、何を優先したいかによって屋根材を決めるようにしましょう。
迷った場合には、建築会社に相談してみてはいかがでしょうか。
外壁材はよく検討して選ぶようにしよう
屋根材は住宅の外観を印象付けるため、素敵な家づくりをするうえで軽視できません。何を優先したいかを決めておき、自分に合った屋根材を選んでみてはいかがでしょうか。また外壁や外構などとの調和もとる必要があるため、建築会社にまずは相談してみましょう。
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