注文住宅の頭金は用意した方がいい?費用相場や注意点について解説
目次
注文住宅を建てる際に頭金を支払うかどうかで迷われる施主様は少なくありません。頭金を用意することはメリットもありますが、低金利時代の近年においては無理して用意する必要性が下がりつつのをご存知でしょうか。
本記事では、頭金の費用相場や支払う際の注意点、頭金を支払う以外の選択肢について解説します。ぜひご覧ください。
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新築における頭金とは?
頭金とは、新築を住宅ローンで購入する際に代金の一部を現金で先払いすることです。例えば、4,000万円の注文住宅を建てる場合、500万円を頭金で支払い、残り3,500万円をローンを組む、などがあげられます。
また、頭金と同時に、仲介手数料や事務手数料などの諸費用も現金で支払うことが多く、頭金
と諸費用を合わせて「自己資金」と呼びます。
頭金の相場・目安はいくら?
頭金の相場や目安は、それぞれの年収や環境によるため、一概に「いくら」と断定するのは難しいです。そこで住宅ローンとして有名なフラット35のデータを参考にしてみましょう。
『2021年度 フラット35利用者調査』によると、注文住宅の頭金平均額は596.6万円、住宅購入費用に対する割合は16.7%です。また翌年の『2022年度 フラット35利用者調査』では、注文住宅の頭金平均額は641.2万円、住宅購入費用に対する割合は17.3%となっています。
※参考:『2021年度 フラット35利用者調査』
※参考:『2022年度 フラット35利用者調査』
上記より、頭金は注文住宅価格の1割~2割程度が目安になります。例えば3,000万円で注文住宅を建てる際には、300万円~600万円ほどが頭金の相場と認識しておきましょう。
頭金を支払うメリット
頭金を支払うメリットは以下です。
・借入金額を少なくできる
・金利の優遇が適用される場合がある
・住宅ローンの審査に通りやすくなる
頭金の支払いを選択する最大のメリットは、ローンによる借入金額が少なくなり今後の返済が楽になることです。金額が減ることによる借入期間の短縮も魅力の1つでしょう。
また申し込む住宅ローンによっては、金利が優遇される場合もあります。加えて、住宅ローンの審査に通過しやすくなる点も見逃せません。これらの理由から、頭金の支払いを選ぶ方は多いです。
頭金を支払う際の注意点
頭金の支払いはメリットもありますが、注意しなければならない点もあります。手持ちの現金が大幅に減ってしまうことです。
新築を購入される方の中には、新婚の方や、小さなお子様がいる方が多くいます。つまり今後、出産・進学・結婚式など、たくさんのライフイベントを行わなければならない方々です。ライフイベントには、少なからず資金(現金)が必要となります。頭金を支払い過ぎると、いざというときに現金が足りないという事態に陥りかねません。
頭金を支払う決断をした場合には、相場にあった金額を無理に用意するのではなく、あくまで余剰資金をあてるようにしましょう。
低金利の令和において頭金は支払うべきか?
また、低金利が続く令和時代において、そもそも頭金を支払うべきかどうかは悩ましいところです。
低金利時代においては、手元資金はできるだけ残しておくのが賢明です。そのうえで、余剰資金ができ、生活に余裕が出てきたタイミングで繰り上げ返済を行うことで、支払い総額を抑えることも選択肢の1つになるでしょう。実際令和に入り、頭金を無しにする、または支払っても1割程度にしておいて現金を確保する、という購入者様は多くなりました。
また低金利政策により、頭金の有無を融資の条件から外す動きがでてきています。無理して頭金を支払うことは、令和においては時代に逆行した手段になってきたのかもしれません。
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頭金を支払うことは、いくつかのメリットがあります。一方で、手元資金が大幅に減ってしまうリスクが伴います。低金利である令和時代においては、無理して頭金を用意する選択肢だけではなく、できるだけ現金を手元に残しておくという選択肢もよいのではないしょうか。もし頭金についてお悩みの場合は、税理士や建築会社に相談してみましょう。
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