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長期優良住宅のイメージ

長期優良住宅とは?認定基準・メリット・デメリットを解説

近年よく見聞きする長期優良住宅ですが、その実態について分からない方は多いのではないでしょうか。

 

本記事では、長期優良住宅の認定基準・メリット・デメリットについて解説します。「注文住宅の建築を検討している」「高知で注文住宅を建てたい」といった方はぜひご覧ください。

 

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この記事を監修した人:クレバリーホーム高知店 代表 橋本 涼:高知県出身。注文住宅の間取り計画・断熱計画・資金計画を得意とする。高知県×住宅を熟知し、お客様一人一人に寄り添った提案を心掛けている。『一生に一度の買い物と言われるマイホーム作りを「楽しくお得に快適に」をモットーにご提案させていただきます。』

 

長期優良住宅とは

 

三世代の親子が並んでいる様子

 

長期優良住宅とは長期間良好な状態で安心・快適に暮らせる住宅のことです。2009年に新設された「長期優良住宅認定制度」の基準を満たし、認定を受けている家が長期優良住宅となります。

 

新築戸建ての着工戸数に対する割合は29.3%(※)で約4戸に1戸が長期優良住宅です。この数字から、国内で広く浸透していることが分かります。認定を受けるには、着工前に所管行政庁に申請する必要があります。

 

※参照元:国土交通省( https://www.mlit.go.jp/report/press/house04_hh_001175.html )

 

長期優良住宅の認定基準

 

長期優良住宅の認定基準は厳格です。

 

・耐震性:大地震に対し住宅を継続利用するための改修の容易化を図るため損傷レベルの低減を図ること

・省エネルギー性:次世代省エネルギー基準に適合すること

・維持・管理・更新の容易性:内装や設備について維持管理を容易に行うために必要な措置が講じられていること

・劣化対策:数世代にわたり住宅の構造躯体が使用できること

・住戸面積:良好な居住水準を確保するために必要な規模を有すること

・居住環境:良好な景観の形成や地域における居住環境の維持・向上に配慮されたものであること

・可変性:ライフスタイルの変化等に応じて間取りの変更が可能な措置が講じられていること

・住宅履歴情報の整備:長期優良住宅に認定された住宅はその建築及び維持保全の状況に関する記録を作成し保存すること

 

これらを過不足なく満たすことができる住宅が長期優良住宅と認定されます。

 

長期優良住宅を建てるメリット

 

メリット

 

長期優良住宅を建てるメリットは以下が挙げられます。

 

・長期間快適な暮らしが見込める
・補助金を受けられる可能性がある

 

それぞれ詳細にみていきましょう。

 

長期間快適な暮らしが見込める

 

長期優良住宅は、長期間過ごせる住宅としての基準を満たしているため、数世代にわたって快適な暮らしが期待できます。自分の代だけで住宅を終わらせるのではなく、子ども・孫へと引き継いでいきたい場合などにおすすめです。

 

加えて資産価値が落ちづらく、仮に売却を選択する場合でも比較的高値で売れやすくなります。

 

補助金を受けられる可能性がある

 

長期優良住宅は2025年度から実施される国の補助金「子育てグリーン住宅支援事業」の対象で、最大で100万円の補助金を受けられる可能性があります。

 

初期費用を軽減できるため、頭金やローンの負担が抑えられます。ただし補助金の対象は、子育て世帯(18歳未満の子どもを有する世帯)および若者夫婦世帯(夫婦のどちらかが39歳以下の世帯)のみです。該当しない場合には申請できないため注意しましょう。

 

子育てグリーン住宅支援事業については『子育てグリーン住宅支援事業とは?内容や申請時の注意点を解説』で詳細に解説しています。あわせてご覧ください。

 

長期優良住宅を建てるデメリット

 

デメリット

 

長期優良住宅を建てるデメリットは以下が挙げられます。

 

・初期費用が高くなりやすい
・認定を受けるために申請の手間がかかる
・維持保全計画に沿った定期点検・メンテナンスが必要

 

それぞれ詳細にみていきましょう。

 

初期費用が高くなりやすい

 

長期優良住宅の認定を受けるためには、高い耐震性能や省エネルギー性能を充実させる必要があります。加えて設計段階で工数がかかりやすいこともあり、初期費用が高くなりやすいです。

 

補助金活用によって初期費用を抑えられますが、予算上ハードルとなるのは避けられません。長期優良住宅を建てることを決めた場合は綿密な資金計画が重要です。

 

認定を受けるために申請の手間がかかる

 

長期優良住宅の認定を受けるための申請は着工前に行う必要があります。

 

準備の手間や手数料が発生することに留意しておきましょう。

 

維持保全計画に沿った定期点検・メンテナンスが必要

 

長期優良住宅は、認定を受けて建築して終わりではありません。建築後も認定を維持するために定期点検やメンテナンスをする必要があります。

 

怠った場合には、認定の取り消しや、認定を前提として受けていた補助金などの返還が発生するリスクが伴うので注意しましょう。

 

高知で長期優良住宅を建てるならクレバリーホーム高知店

 

クレバリーホーム高知店が建てた住宅の外観

 

長期優良住宅は厳しい基準をクリアしているため、数世代にわたって住み続けることができ、価値も落ちづらいのが魅力です。一方で、初期費用が高くなりやすい点や、継続的なメンテナンスが必要になる点に注意しましょう。

 

最後に、高知でおしゃれな外壁材を用いた新築注文住宅なら、外壁タイルが魅力のクレバリーホーム高知店はいかがでしょうか。当店は、外壁タイルを用いた構造・省エネ性能と、空間とデザイン性の両立した高付加価値の住宅をご提供しています。施工実績も豊富なので、安心してお任せください。

 

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